2011年04月03日

最寄り駅よりも最寄りな彼奴。

こんばんは、
図書委員会でいうところの書記、
エベレストライブラリスタッフブログの執筆者です。

今年のエイプリルフールズデイは、それこそ嘘のようにあっという間に過ぎ去ってしまいました。

三月も終わり、四月に突入しました。
大震災発生から暫くが経過しましたが、調べれば調べるだけ、様々なお話が出て来ます。
希望と再生の物語がひとつかみと、あとは、正直、本当に涙が溢れそうになる壮絶なものばかりです。
悲しみを癒すことは難しいのですが、せめて、東北のものを買って、ほんのわずかでも力になれれば。
一番大切なのはいのちですが、岩手、宮城、福島の産業も、今尚打撃を受けています。
科学は使う為にあるのです。
安全だと分かっているものなら、きっと安全だと信じます。
東京在住の僕は、例えば池袋にある宮城のアンテナショップに行って、
情けないくらい微力ですが、その特産品を買ってゆければと思っています。
製造年月日を見ると、震災後に生産されたものもあります。
復興に向けて、とても無力を感じつつ、何らかの形で東北の支えになりたいです。

さて、四月です。
決して過去をないがしろにすることなく、新たなる心持ちも忘れずにバックパックに搭載して、
僕たちに出来ることから、今後とも頑張って行きたい所存です。

話題は大きく変わりますが、
最近観て面白かった映画は、『ザ・ファイター』です。
監督は『スリー・キングス』のデヴィッド・O・ラッセルです。
巫山戯(ふざけ)過ぎず真面目(まじめ)過ぎず、コメディと人間ドラマの中間、
絶妙なさじ加減の独特の奇妙な魅力、大家族スペシャルみたいなはんぱねー登場人物たち、
乾いた世界で滴る汗と涙、荒涼とした町にもちゃんとある午後の日射しとその温もり、
そんな感じでとても良かったです。

あと、『エアドラム 世界イチせつないロックンローラー』という作品、
DVDで観たのですがこれもとても面白かったです。
原題は『Adventures of Power』。主人公の名前がパワーというのです。こっちの方が良い題名。
タイトルとか、ジャケットを見た限りだと、うわあつまんなそう、という歴然とした第一印象。
しかし観始めたなら、あらあら不思議、
グイグイとまでは行きませんが、クイッ、クイッ、と引き込まれてしまいました。
きっとまた下らないコメディか、って感じでスルーしてしまう方も多いと思うのですが、
作者の人柄の良さがほんのりと伝わる、尚かつ、チープさの面白みに対する思慮も深く鋭く、
マイノリティ讃歌でもあり、とても愉快で感動的な良作でしたので興味がおありの方は是非ご覧下さい。
編集とか撮影とか演出の、荒削りだけどきちんと味わいになっている、その感性が素晴らしかったです。
関根さんも初めてお会いした頃、ヘタウマを自称していましたが、
その言葉の適合性はともかく、ヘタウマというのは難しいと思うのです。
ジャレッド・ヘス監督の『Mr.ゴールデンボール 史上最低の盗作ウォーズ(Gentlemen Broncos)』は、
ヘタウマの味付けを更に推し進めたところを狙っていたと思うのですが、
面白かったけれど、少しやり過ぎな感じがしてしまいました。
『僕らのミライへ逆回転(Be Kind Rewind)』は、
swededというヘタな自主制作のおかしみを主題にしたメジャーな作品でした。
レンタルヴィデオショップの店員が、ヴィデオのデータを全部消してしまい、
それを誤魔化す為に過去の映画を自分たちの手でリメイクして店頭に置く、というお話です。
あまりにツボ過ぎて、また予想に反して後半が切ない展開で、ちょっと期待し過ぎた感がありました。
swededとは、劇中で、注文したヴィデオが届くまでどうしてこんなに時間が掛かるのか、
と問われたジャック・ブラックが苦し紛れに、
「スウェーデンから輸入しているから時間が掛かるんだよ」と適当に嘘をついたところから来ている新語です。
swededは流行したみたいで、youTubeなんかでも素人さんによる沢山の手作りリメイクが出現しました。
ターミネーター2のやつが面白かったです。
同じ監督ミシェル・ゴンドリーのそのひとつ前の作品、
『恋愛睡眠のすすめ(Science of Sleep)』もユメの場面のファンタジー世界を手作り素材で描いています。
とても良かったですが、ちょっとヨーロッパ寄りでこまごましていました。
シャルロット・ゲインズブールは可愛かったです。
すっかりおばちゃんになってしまいましたがかれこれ十五年くらいずっと好きです。
2007年頃、シャルロット・ゲインズブールが好き、と言っている当時二十歳くらいの女の子がいました。
体育会系っぽい人だったので意外でしたが、シャルロットの魅力が分かる若者だなんて素晴らしいです。
最近お見掛けしませんが、シャルロット、もっと映画に出て欲しいですね。
そんな数多の「手作り感覚を愉しむ映画」の中で、
『Adventures of Power』は、最も僕好みでした。
下らないやつも平気だよ、という方は、気が向いたら是非ご覧下さい。

先日、関根さんがお誕生日を迎えました。
おめでとうございました!
そして昨日はガチャピンとムックのお誕生日でしたって。
ガチャムク、ちょめでとう(超おめでとう)〜。
皆様も前年度に於きまして何処かしこでお誕生日を迎えられたことと思いますが、
僭越ながら矢庭におめでとうございました!

お誕生日といえば、やっぱり自分の好きなものを食べたいですよね。

関根さんの好物は、僕の見た限りでは、
カレー、貝、茸、昆布、お豆腐、甘味です。

余談ですが僕の好物はハンバーグです。
『デューン 砂の惑星』ならぬ、デミグラスソースの海があったら良いですね。
でも砂浜を想像してみると砂がダマになっていたりしそうで何だかちょっと七面倒臭いかなという感じがしますね。

身近にいる人、例えばクラスメイトや同僚だったりに、
好きな食べ物を聞いてみると、意外とびっくりする答えが返って来たりして面白いですよ。
きゅうり、とか、すいか、とか、砂肝、とか、サツマイモの天ぷら、とか。
全然構ぃやしないんだけど、でも、サツマイモならもっと美味しい食べ方があるんじゃ……という想いは呑み込んで、
常日頃、とても楽しく拝聴させていただいております。

たまには外食したいなあ、なんて思うことがあります。
お家の近くにあるレストランって何だか逆に入りづらい気がします。
というよりも不思議なもので無意識にあまり目に入らないというか。
灯台下暗しという言葉程使い勝手の良い言葉もないのではないかというくらいに。
しかし勿論、其処がとても美味しいお店である可能性は、
生まれたての赤ん坊と同じくらい、表面張力のその先の次元というくらいに、可能性に満ちています。
お友達がお家に遊びに来てくれた時にでも、誘ってもらえたら嬉しいですね。
逆輸入的な。

エベレストライブラリの近場の予定ですが、
コミックロケット第2号に向けて新作を準備中です。
また、5月5日に予定されているCOMITIA96にも出展を目指しています。
関根さんも現在トップギアで頑張っています。
何卒宜しくお願い致します。
頑張っているからではなくて、やっぱり新しいものを読む時のわくわくというのは大きいですから、
お楽しみいただければと思います。
どうかお楽しみに!

以前にこの体たらくブログでほんの少しだけ触れた、「教育」をテーマにした新作は、
震災の影響で、内容がそぐわないと判断され、封印されました。
しかし個人的には、コールドスリープしっ放しの宇宙船という風なのも何だか寂しいので、
僕のようなlittle thingが差し出がましいかとは悩めるところなのですが、
時が充ちたら封印を解くべく発破を掛けてみようと思っております。
アイディアやメッセージが抜き出されて違う作品に流用/運用/活用、というように、
「そのままでお届け」ではないかも知れませんが、
どうか何らかの形でいつの日か皆様のお目に触れる機会がありますように。

ブログ=短め、目標として、脳にビシバシインプット、だけども早速長丁場、エベレストライブラリ。
posted by エベレストライブラリSTAFF at 23:54| Comment(0) | 日記